20代からはじめる終活!若いうちに始めるメリットや方法を紹介! 

20代の方で終活と聞くと、 

「終活とは何?」 

「終活をする意味は?」 

「終活はどうやってやるのか?」 

など疑問に思う方は多いのではないでしょうか? 今回の記事ではこれらの疑問を解消します。 

記事を読むことで終活に対する理解が深まることは間違いありません。 

また、終活をすることの効果も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。 

終活とはどういう意味? 

終活とは「自分の人生の終わりを整理整頓する活動」を意味します。厚生労働省によると2021年の男性の平均寿命は81.47年で女性は87.57年と発表されています。新型コロナウイルスの影響で前年よりは下がっていますが、それでも高い数値です。 

このように長寿化していく中で人生を自分らしく過ごし、後悔なく終えるための終活に注目が集まっています。終活をすることで遺族のために死後に備えるだけでなく、自分らしく生きるにはどうするのか考えるきっかけにもなります。 

20代で終活は早い? 

終活と聞くと高齢の方がするイメージがあるかもしれません。 

実際のところ年代で見ると、20代より60代の方が終活を行っています。 

しかし、終活をやるのに年齢制限はないので、20代だからといって遠慮することはありません。年齢を気にせず、終活をすることをおすすめします。 

また、楽天インサイト株式会社が行った「終活に関する調査」の結果を紹介します。2022年に全国の20~69歳の男女1,000人を対象に実施された大規模な調査です。20代で終活をしている割合や理由もわかるので参考にしてください。 

20代で終活をしている割合 

ソース:「終活に関する調査」

20代男性 

  • 実施している:3.7% 
  • 近いうちに始める予定:6.2% 
  • 予定はないが、時期が来たら始めたい:30.9% 

20代女性 

  • 実施している:2.6% 
  • 近いうちに始める予定:2.6% 
  • 予定はないが、時期が来たら始めたい:47.4% 

20代の男性と女性のどちらも、年代で3番目に高い割合で終活を行っています。 

20代で終活を行う理由 

20代で終活を行う理由として挙げられるのは以下のとおりです。 

20代男性 

1位 家族に迷惑をかけたくないから 

2位 後に何も残したくないから・自分の人生の終わり方は自分で決めたいから 

3位 病気や怪我、廊下などで寝たきりになった場合にそなえるため 

20代女性 

1位 家族に迷惑をかけたくないから 

2位 自分の人生の棚卸し、整理をしたいから 

3位 病気や怪我、廊下などで寝たきりになった場合にそなえるため・自分の人生の終わり方は自分で決めたいから 

女性の場合は、「自分の人生の棚卸し、整理をしたいから」と「自分の人生の終わり方は自分で決めたいから」の項目が他の年代より高いことがわかります。 

デジタル遺品とは 

終活の内容でデジタル遺品の整理も挙げられます。 

デジタル遺品とは持ち主が亡くなった際に、使用していたパソコンやスマートフォンに残るデータのことを言います。デジタル遺品の例は以下のとおりです。 

  • 写真や動画 
  • 文書ファイルやメモの内容 
  • サイトの閲覧履歴 
  • ネット銀行の口座情報 
  • SNSアカウント 

「終活に関する調査」によるとTwitterやInstagramの投稿やLineのメッセージ履歴などを前年代の約7割の方が「すべて削除したい」と回答しました。 

また、SNSの投稿が原因で誹謗中傷を受けたり、アカウントが乗っ取られる可能性もあります。自分だけでなく、遺族に対する被害を減らすためにもデータの管理も必要です。 

20代から始める終活のメリット4つ 

20代で終活を始めることによるメリットを4つ紹介します。 

先に紹介すると以下の4つです。 

  1. 人生の目標や計画を立てられる 
  1. お金と時間に余裕が生まれる 
  1. 遺族間のトラブルを防ぐ 
  1. 家族に感謝を伝えられる 

人生の目標や計画を立てられる 

人生の終わりを意識すると、自分はどう生きたいのか見えてきます。 

例えば人生が終わる際にいい人生だったと思えたり、葬儀には家族や勇心に囲まれたいなど人生をどのように終えたいのか考えるきっかけになります。 

理想の終わり方を決めたら、今の自分で現実になりそうか考えてみましょう。 

もしも現実的に厳しいと感じても大丈夫です。今から生き方を変えて、理想に近づくチャンスになるからです。足りない箇所を埋めていくことで人は成長します。そして成長を実感すると、人生の満足度も上がるでしょう。したがって終活を行うことで人生の目標と計画がわかり、人生の満足度も高めることができます。 

お金と時間に余裕が生まれる 

終活の一つに身辺整理、すなわち断捨離が含まれます。断捨離をするうえで必要なのは、不要なものを捨てることです。不要なものを捨てていくと自分にとって必要なものがわかります。 

また、買い物をする際に自分にとって必要なものかと考えて冷静にできるようになります。ほかにもセール品だからといって衝動買いを防ぐことも可能です。さらに、部屋の家具や道具が減ることで掃除にかかる時間や探し物をする時間も減ります。 

まとめると断捨離をすることで自分にとって必要なものがわかります。買い物をする基準にもなり、無駄遣いが減り経済的にやさしいです。そして掃除などにかかっていた時間が空くことで、自分のやりたいことに多く時間を使うことができます。 

遺族間のトラブルを防ぐ 

あなたが亡くなった後の遺族は遺産相続や遺品整理、葬儀に関する手続きをする必要があります。もしもあなたが終活で残しておけば、遺族はスムーズに手続きができます。反対に何も希望を伝えないでいると、遺族の間でトラブルになるケースが多いです。 

残された家族のためにも終活を行うといいでしょう。 

家族に感謝を伝えられる 

また、日ごろの感謝を残しておくのもいいでしょう。普段は面と向かって言うのが難しいかもしれませんが、書くことでも伝えることができます。これまで育ててくれた感謝をすると親子関係が良好になるだけでなく、自分もいい気持ちになります。 

終活のやりかた 

終活をやってみようと思っても何から手を付ければいいのかわからないと思う方は多いのではないでしょうか。しかし安心してください。この後で終活のやり方を説明します。 

エンディングノートでまとめる 

エンディングノートを作ることで、遺産の情報や自分の考えを家族や友人に残すことができます。形式は自由なので、書きたいとおりに書くといいでしょう。しかし、自由形式だと何を書けばいいのか不安に思うかもしれません。そこでエンディングノートで記載した方がいい項目を紹介します。 

1.氏名などの基本情報 

氏名や生年月日などの個人情報は、死後に必要な住民票の抹消届の提出や年金受給の受け取り停止などの手続きに必要です。ほかにも現住所や本籍地も記載するといいでしょう。 

2.大切な人へのメッセージ 

突然命を落としてしまう可能性は十分に考えられます。その際に悔いが残らないためにも、家族や友人、お世話になった方に対する感謝の言葉を書きましょう。 

3.遺言書を用意しているか 

エンディングノートには法的効力がないので、遺言書と同じように遺産の相続などに対する効果はありません。そのためエンディングノートとは別に遺言書を用意しているのか書いておきましょう。 

4.お金の貸し借りについて 

もしも知人にお金を貸していれば、相手の氏名や電話番号、貸している金額を書きましょう。反対にお金を借りているならば、残りの返済金額や支払日はいつかなどの情報も必要です。 

5.亡くなった際の告知について 

自分が亡くなったことを伝えるべきか遺族は迷うことでしょう。その際に自分が亡くなったことを告知していいのか書いておくことで、遺族は気を使うことなく伝えられます。 

6.延命治療の意思表示について 

延命治療とは病気などで重篤になった際に命を伸ばすために行う治療のことです。延命治療をすることで苦しい思いをする可能性があります。もしも自分が苦しんでいる姿を見せたくなかったり、安らかに最期を迎えたいのなら延命治療をしない意思表示をしましょう。 

以上の項目をエンディングノートに書きましょう。 

エンディングノートは市販で入手できますし、アプリからでも用意できます。 

デジタル遺品の整理 

デジタル遺品を整理しておかないと、SNSアカウントの乗っ取りやクレジットカードの悪用につながる場合があります。そのため遺族にも被害が及ばないように、パソコンやスマートフォンのデータも整理しましょう。 

例えばTwitterのプライバシーフォームには、アカウント所有者が死亡した場合のアカウント削除の案内があります。Instagramの場合だと、追悼アカウントに変更すればアカウントの凍結や削除が可能です。また、使用しているアプリのIDやパスワードをエンディングノートに記入するといいでしょう。紙に記録しておくことで、遺族に伝わりやすいですし第三者に遠隔操作などで悪用される心配もないからです。 

以上のようにデジタル遺品の整理も忘れずに行いましょう。 

終活の注意点4つ 

終活をする上での注意点を4つ紹介します。 

人だと難しい 

終活のやり方を説明しましたが、1人だと難しいと思った方もいると思います。 

そのような方におすすめなのが、終活アドバイザーや終活カウンセラーなどのエキスパートに相談することです。 

終活アドバイザーはエンディングノートの作成にアドバイスをくれたり、手続きが必要になった際に公的機関への動向までもしてくれます。また、終活カウンセラーの場合は遺言や葬儀に関する不明点を相談にのってくれる頼もしい存在です。 

終活が1人だと難しいと感じたらエキスパートたちに頼み、一緒に終活を進めていくといいでしょう。 

セキュリティを厳重にする 

終活の内容は個人情報やプライバシーに関わる情報が多いです。これらの情報が第三者にわたってしまうと悪用される可能性もあります。そのため終活で記した内容は金庫にしまうなど厳重に保管するといいです。金庫は通販などで探せば手軽に入手できます。終活の内容は外部に漏れないように大切に保管しましょう。 

家族に終活の情報を共有する 

終活をしたとしても、家族に知られなければ意味がありません。そのため終活をしていることや内容を共有しましょう。どうしても伝えるのが恥ずかしければ、友人やお世話になった方でも構いません。とにかく終活をしていることを、終活の内容を共有する相手に伝えておきましょう。 

できる範囲から始める 

終活を行う上で、エンディングノートの作成やデジタル遺品の整理などを全て一気にやろうとすると挫折する可能性があります。そのためエンディングノートだったら書きやすい項目からだったり、デジタル遺品の整理なら1つだけアカウントの情報を書くなどやりやすい範囲で始めましょう。 

【まとめ】20代でも終活を始めよう 

終活と聞くと、若いから自分には必要ないと思うかもしれません。しかし20代の方でもガンや病気、事故で亡くなることも考えられます。つまり人はいつ死ぬのかわからないのです。万が一に備えた終活はやっておくといいでしょう。 

また、20代で終活するのは早いと思うかもしれません。しかし終活をすることでメリットはたくさんありますし、20代から始めても問題ありません。自分だけでなく大切な家族や友人へも役立つので、迷っている方は始めてみましょう。 

おすすめはエンディングノートを使ったり、終活アドバイザーなどのエキスパートに頼んでみることです。一人で抱え込まず、前向きに終活を行ってみてください。 

この記事を書いた人

cd2@provej.jp